2014.08.01-Vol.0639
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■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
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★今日の名言★
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何と多くの人が財布の中身を考え、
他人の思惑を考え、
家庭を考えて、
つまらない人生に甘んじてしまうことか。
くよくよ考える人間は、
はじめから運に見放されており、
勇気なんて滑稽にしか思えず、
才能があっても活用されずに終わるのだろう。
挙げ句のはては、
不平不満の虜になるのがオチである。
<アーネスト・ヘミングウェイ>
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◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇
滑稽(こっけい)・・・
(「滑」は乱、「稽」は同の意。知力にとみ、弁舌さわやかな人が、
巧みに是非を混同して説くこと。また、、「稽」は酒の器の名。酒
が器から流れ出るように弁舌のとどこおりがないことともいう。)
(1)おもしろおかしく、巧みに言いなすこと。転じて、おどけ。道
化。諧謔<かいぎゃく>。
(2)いかにもばかばかしく、おかしいこと。
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※喫煙室(雑談コーナー)
アメリカを代表するノーベル賞作家であり、文豪と称されるヘミング
ウェイの代表作は「老人と海」である。
キューバでの老人との交流から生まれた作品とされているが、映画で
も世界的ベストセラーにもなった名作である。
「老人と海」は、キューバの年老いた孤独な漁師が巨大なカジキと3日
間に渡る死闘の末に仕留めるが、アオザメの群れに襲われ闘いながら
も獲物のカジキを食い尽くされてしまうという物語である。
行動こそ命の源泉であると説く今日の名言は、ヘミングウェイ自身の
活動的な生き方を端的に表している。
しかし、残念ながら晩年は二度の飛行機事故による精神的・肉体的な
後遺症に悩まされ自殺という不幸な結末を招くことになるのである。
「何と多くの人が財布の中身を考え、他人の思惑を考え、家庭を考え
てつまらない人生に甘んじてしまうことか。くよくよ考える人間はは
じめから 運に見放されており、勇気なんて滑稽にしか思えず、才能
があっても活用されずに終わるだろう。挙句の果ては、不平不満の虜
になるのがオチである。」
全く同感である。
余りにも些細なつまらないことに神経をすり減らし、まだ起きてもい
ない未来の不安に身を費やされ、行動もせずに出来ないと嘆き続ける
人生など余りにも馬鹿げてはいないか・・・と思いつつ、ふと夏目漱
石の「草枕」の余りにも有名な冒頭の一節を思い出した。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」
ヘミングウェイは、「老人と海」の漁師仲間からバカにされていた老
漁師サンチャゴを通して、「今この瞬間を生き切る」ことの大切さを
伝えたかったのかもしれない。
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アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ
アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway、1
899年7月21日 – 1961年7月2日)は、アメリカの小説家・詩人。彼の生
み出した独特でシンプルな文体は、冒険的な生活や一般的なイメージ
とともに、20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与
えた。ヘミングウェイはほとんどの作品を1920年代中期から1950年代
中期に書き上げて、1954年にノーベル文学賞を受賞するにいたった。
彼は6つの短編集をふくめて7冊の小説と2冊のノンフィクション小説を
出版した。3冊の小説、4つの短編集、3冊のノンフィクション小説が死
後、発表された。これらはアメリカ文学の古典として考えられている。
[生涯]
イリノイ州オークパーク(現在のシカゴ)に生まれる。父は医師、母
は元声楽家で、六人兄弟の長男だった。父は活動的な人物で、釣りや
狩猟、ボクシングなどの手ほどきを受けた。
高校卒業後の1917年に地方紙「カンザスシティ・スター」(英: The
Kansas City Star)紙の見習い記者となるも退職。翌年赤十字の一員
として北イタリアのフォッサルタ戦線に赴くも重傷を負う。戦後はカ
ナダ・トロントにて「トロント・スター」(英: Toronto Star)紙の
フリー記者をつとめ、特派員としてパリに渡りガートルード・スタイ
ンらとの知遇を得て小説を書きはじめた。
行動派の作家で、スペイン内戦や第一次世界大戦にも積極的に関わり
、その経験を元に行動的な主人公をおいた小説をものにした。『誰が
ために鐘は鳴る』『武器よさらば』などはそうした経験の賜物。当時
のハリウッドに映画化の素材を提供した。
短編には簡潔文体の作品が多く、これらはダシール・ハメット、レイ
モンド・チャンドラーと後に続くハードボイルド文学の原点とされて
いる。
1954年、『老人と海』が大きく評価され、ノーベル文学賞を受賞。同
年、二度の航空機事故に遭う。二度とも奇跡的に生還したが、重傷を
負い授賞式には出られなかった。以降彼の特徴であった肉体的な頑強
さや、行動的な面を取り戻すことはなかった。
晩年は事故の後遺症による躁鬱に悩まされるようになり、執筆活動も
次第に滞りがちになっていく。1961年、ライフルで自殺。
作家のレスター・ヘミングウェイは弟、女優のマーゴ・ヘミングウェ
イ、マリエル・ヘミングウェイは孫娘である。
『海流のなかの島々』の舞台ともなったバハマのビミニ島には、滞在
していたとされるホテルの一室を改装したアーネスト・ヘミングウェ
イ博物館があり、遺品などが展示されていたが、2006年、火災により
焼失した。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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★☆「keiko通信 from NewYork」☆★
「York Restaurant Week」
今年もNew York Restaurant Week が始まっています。
7月21日から8月15日までの土曜日曜を除く4週間です。
昨年同様ランチが$25、ディナーが$38ドルで手ごろな値段で食べら
れるところが魅力。
早速、私は和食レストラン「初花」に行きました。
これは東京千代田区永田町 衆議院会館 B1Fにある初花のニューヨー
ク店です。
昨年までPark Aveにもあった「初花パーク」のマネージャーが素敵な
スーツ姿でいつものように笑顔で迎えてくださいました。
メニューはサラダ、お味噌汁付きの、ランチボックスタイプのお寿司
でナスの煮浸し、ヒラメの昆布じめ、マグロの味噌和えが含まれてい
ました。
マグロの味噌和えは初めて食べて、「う~~んちょっと」と首をかし
げるような味。でもアメリカ人はマグロが好きなのでよく注文をして
います。
Keiko
■「まぐまぐ!かんたんクリック投票」メッセージより
メッセージ:
三輪明宏さんは、あの容姿から少し偏見を持っていました。
でも、朝ドラとこの名言集で見直しました。
わかりやすくて、丁寧なメルマガ、楽しみにしています。
暑い旭川、お元気でお過ごしください。
※Mさん、いつもご愛読有難うございます。
本当に暑い毎日が続いていますね。
実を言うと、私も美輪明宏さんには大きな偏見を持っていました。
同性愛など色々な事情もありましたが、苦労をされた分だけ人の心や
痛みが分かるようになったのでしょうね。
★ちょっと一言!
※皆さん、お元気ですか?夏バテはしていませんか?
まだまだ暑さは続きます。お体、大切にして下さいね。
昨夜は北海道新聞の花火大会でした♪
今年もまた色取り取りの大輪の花を夏の夜空に咲かせてくれました。
毎年のことですが、石狩川の河川敷に陣取り、ビールを飲みながらの
花火見物です。・・・今年もまた一つ、楽しい思い出が増えました♪
源太は我が家の愛犬です。