2017.08.18-Vol.0798
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■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
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★今日の名言★
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私が25年前に
テキサス大学で酵母を使って始めた地道な基礎研究に対して、
米国医学会最高の賞が与えられたことをとてもうれしく、
また誇りに思います。
今後も、
さらに小胞体ストレス応答の研究を高めるために
より一層努力して、
いずれ人の役に立つ研究にも取り組みたい.
<森和俊>
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◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇
耐性(たいせい)・・・
一般に、環境条件や化学物質などに対する抵抗性。特に薬物などに対し
て生物が示す抵抗性。抗生物質に対する細菌の抵抗力など。
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※喫煙室(雑談コーナー)
2014年9月8日、米国で最も権威がある医学賞のラスカー賞(基礎医学部門
)の受賞者に、細胞内のタンパク質の品質管理の仕組みを発見した森和俊
(もり かずとし)京都大学大学院理学研究科教授が決まった。
ラスカー財団が9月8日発表した翌日の記事である。
以下、引用させていただく。
「森教授は、細胞内の小胞体と呼ばれる小器官で、タンパク質が折りた
たまれて正しく機能するかを調べ、不良品を解消する「小胞体ストレス
応答」を見つけた。その仕組みを解明し、細胞内で作られたタンパク質
の異常を検知して修正する細胞の<品質管理>」や小胞体の恒常性維持の
実体を突き止めた。この小胞体ストレスは、がんや糖尿病など多くの病
気に関わっていることがわかり、新薬開発の新しい手がかりにもなって
いる。
米カリフォルニア大サンフランシスコ校のピーター・ウォルター教授と
の共同受賞。授賞式は9月19日にニューヨークで行われる。森教授は岡山
県倉敷市生まれ、1981年に京都大学薬学部を卒業し、岐阜薬科大学助手
、米国テキサス大学博士研究員などを経て、2003年から京都大学教授。
ラスカー賞の日本人の受賞者は7人目。その受賞者から多くのノーベル賞
受賞者が出ている。ノーベル医学生理学賞を受けた山中伸弥・京都大学
教授と利根川進・米マサチューセッツ工科大学教授もラスカー賞の受賞
者だった。」<サイエンスポータルより抜粋>
森和俊氏は、基礎科学の研究で最先端を走る日本の医学者の一人である。
たまたまストレスに関して調べている時に出会った記事だが、ストレス
耐性の欠如した若者が増えているという現代に巣食う病巣の根は深い。
ストレスとは、(限定的に使わせていただくと)様々な外部刺激が負担
として心身に与える機能変化のことであり、原因要素(ストレッサー)
は寒暖・騒音・化学物質・飢餓・感染・過労・睡眠不足など多様である。
ストレス耐性を高めていくことが、即人間性を高めると言い得るのかも
しれない。
人間は社会との密接な関わりの中で生きている動物である。
毎日がストレスとの戦いであるとともに、上手に対応する能力は毎日の
生活で直面する現実に対応していく過程で培われていくものである。
小さな成功体験の積み重ねが大きな自信に繋がるように、ストレス耐性
も脱感作療法のように小さなストレスを乗り越えていくことにより、よ
り大きなストレスに対応出来るようになるものらしい。
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森和俊
森 和俊(もり かずとし、1958年7月7日 – )は、日本の生物学者。薬学
博士(京都大学)。京都大学大学院理学研究科教授。専門は、分子生物
学、細胞生物学、生物物理学。岡山県倉敷市出身。
テキサス大学博士研究員、エイチ・エス・ピー研究所主任研究員などを
経て、1999年京大助教授、2003年同教授。細胞内の小胞体で作られた不
良品のタンパク質がどのように感知され、処理されるかを明らかにした
、小胞体ストレス応答の研究で知られる。
[略歴]
1974年 岡山県立倉敷青陵高等学校入学
1977年 岡山県立倉敷青陵高等学校卒業
1977年 京都大学工学部合成化学科入学
1978年 京都大学薬学部製薬化学科へ転学部
1981年 京都大学薬学部製薬化学科卒業
1983年 京都大学大学院薬学研究科修士課程修了
1985年 京都大学大学院薬学研究科博士課程中途退学
1985年 岐阜薬科大学助手
1987年 薬学博士(京都大学)
1989年 米国テキサス大学博士研究員
1993年 HSP研究所主任研究員
1999年 京都大学大学院生命科学研究科助教授
2003年 京都大学大学院理学研究科教授
(生物科学専攻、生物物理学教室)
[受賞歴]
1997年 生化学会奨励賞
2005年 ワイリー賞
2006年 生化学会柿内賞
2008年 大阪科学賞
2009年 ガードナー国際賞
2011年 上原賞(上原記念生命科学財団)
2013年 朝日賞
2014年 ショウ賞生命科学および医学部門
2014年 アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
2015年 トムソン・ロイター引用栄誉賞 「小胞体内の変性タンパク質
の検出と修復によるメカニズムを独自に発見」
2016年 日本学士院賞・恩賜賞
[叙勲]
2010年 紫綬褒章
[著書]
「細胞の中の分子生物学」講談社 2016年 ISBN 978-4-06-257944-5
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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★☆「keiko通信 from NewYork」☆★
「歩きスマホは禁止になります」
危険といわれていた運転中のスマートフォンの使用、車内までは監視で
きず使用者は減りません。
アメリカ、ハワイも含めて歩きスマホは禁止になり罰金が課せられるこ
とになりました。
イヤフォン、ヘッドフォンを使っている人たちも周りの音が聞こえにく
いので危険ですが若者はやめられないようです。
睡眠中のベッドわきのスマートフォン、起床すぐに確認は甲状腺への影
響・・・等々。長時間の使用は気をつけるべきですね。
Keiko
★ちょっと一言!
※皆さん、お元気ですか?「名言集」の宮口です。
8月12~13日と朱鞠内湖にキャンプに行ってきました。なんと大雨にも
かかわらず100組近くの人達で賑わっていました。30~40張りのテント
でしょうか?
ずぶ濡れになってテントの設営が終わり、飲んで喰っての繰り返しで
・・・それでも年に一度のわが家の行事です。楽しい思い出になりま
した^^;
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編集後記+++++++++++++++++++++++++++++
世の中には人間の一生をも左右してしまうような、心の底から魂を揺さぶら
れるような素晴らしい金言や格言が数多くあります。
あなたも辛い時や悲しい時、何気ない一言で勇気づけられた経験はないだろ
うか?
仕事をしながらメルマガを発行しようと決意したのは、そういう名言の数々
を一人でも多くの方々に紹介したいと思ったからです。
今までの仕事だけの人生に物足りなさを感じていたということもあります。
「生きることとは自分自身を表現することである!」と言ったのは誰だった
ろう?自分自身を表現することにより、ほんの少しでも周りの人たちを幸せ
にするお手伝いが出来れば望外の幸せです。
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ここまでお読み頂きありがとうございます。
皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしています。
豊かで、より良き人生を共に歩んで行くことが出来ますように!
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