天野篤 日本人の名言

将来、自分がこうなりたいという姿を描け・・・ / 天野篤

投稿日:2013年3月1日 更新日:

2013.03.01-Vol.0564
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■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
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★今日の名言★
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 将来、自分がこうなりたいという姿を描け。

  トップになるという意志を持て。

              <天野篤>

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◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇

色即是空(しきそくぜくう)・・・

〔仏〕[般若心経]色<しき>とは現象界の物質的存在。そこには固定
的実態がなく空<くう>であるということ。

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※喫煙室(雑談コーナー)

今日は、紙面の都合上、天皇陛下の執刀医として一躍有名になった天
野篤氏(順天堂大学医学部 心臓血管外科教授)のインタビュー記事
のみを転載させて頂こうと思う。

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「患者の為に大事にしなければいけない2つのこと」

<3浪しなかったらダメになっていたかも知れない>

-医師になられた理由やいきさつをお聞かせ下さい。-

父親のおじが都内の有名小児科医師兼病院長で、小さい頃はよく腹の
調子を悪くして、埼玉から母親に連れられ通院しました。院長室で待
っている間、聴診器とかメスなどがおいてあるのを見て、医者という
職業をその頃から意識していました。その後、高校のとき父親が心臓
弁膜症で手術したんですが、そのときの先生が手術について優しく教
えてくれたのを覚えています。

高校3年から将来何をしたいか明確に決められずに2浪まで漠然と過ご
しましたが、3浪に突入して明確に医者になりたいと考えて、何とか
日大医学部に合格することができました。進学してからは父親も病気
になっており、卒業後は稼げるようにならなければという思いから、
「早く一人前の医者になるぞ」という志が在学中にできました。間違
って現役合格していたら、一直線に医者になるという強い信念は出来
なかったかもしれないです。

学生実習で日大駿河台病院の循環器内科に配属された日に、いきなり
先輩の当直に付き合わされて泊まりこんでいたら、その日に心筋梗塞
の発作で亡くなった人がいました。怖いなと思いましたし、やはり治
療に決定力がないと駄目だと思い知らされました。

当時、外科が華やかなイメージなのに対して、内科のイメージは地味
で一生勉強という感じだったんですね。その頃、心臓外科は劇的に治
療体系が進歩して安全性が高まり「これからの医療」と脚光を浴びて
いました。それに、父親も10年以内に再手術しないといけないと分か
っていましたので、そこに携われる分野として最後は心臓外科を選び
ました。

<2度目の手術で先輩より上手くなれると確信した>

関東逓信病院(NTT東日本病院)でレジデントをした後、今でこそ研修
医の人気上位ですがその頃は遠隔地として誰も行かなかった亀田総合
病院に移りました。心臓バイパス手術の症例数が非常に多く、都内の
有名病院から紹介されて患者さんが来ていました。僕はここで啓かれ
ましたね。それまで2回しか見たことがなかったバイパス手術がこんな
に簡単にできるのかと驚かされました。それからは寝る間も惜しんで
いろいろな努力をしました。運良く2番手の先生が退職して執刀機会が
増え、手術の腕も上がっているのが自分でもわかりました。
指導してくれていた部長は14歳年上でしたが、40台後半で今は当たり
前の拡大鏡を使わないから手術のスピードもパフォーマンスも悪くな
ってきていました。手術では部長の方が難しい方をするから、簡単な
手術は僕が受け持って、結果も僕の方が良かったりする。術中トラブ
ルも僕の示す解決策が患者さんを救うなど。こちらも役に立ち、頼り
にされていると過信していたんですね。その辺から、だんだん関係が
悪くなってきて、最後はクビです。「きみといると精神的に安らかに
手術が出来ないから、辞めてくれ」と言われましたね。確かに5年経っ
てテングになっていて、僕も手術中には言いたい放題でした。「そこ
はこうした方がいいと思います」とか「こういう論文が最近出ていま
したよ」とか。そりゃ、遥か年下の一から教えた若造から言われてい
たら、怒りますよね(笑)。

僕は、手術のときには若い外科医に「自分がやった方が上手く出来そ
うに思う?」と聞くことにしています。かつて僕は部長の手術を見て
、2回目には「自分の方が上手くできる」と確信を持ちました。手先
を訓練して経験を積めば絶対に追い越せると。だから、自分も若い人
にも同じような感覚を持った人がいないかどうかいつも探しているん
です。

<若い人に望むこと>

若手がベテランと張り合えるのは勉強しかないです。とにかく知識を
溜める。若い人はただ溜め込んだ知識の出し方を知らないだけなんで
す。僕の若い頃は新書を読み漁っていたけれど、今の若い人は本を読
まないですね。

若い人は知識のバトルをもっとするといいです。例えば1例の手術に
対して5人のドクターがそこにいれば、それぞれ手術の方法とか見解
を述べ合って、5倍得られるはずです。この人はこう言った、あの人
はああ言った、僕はこんな事に気づいた、という風に。これが僕の勉
強方法でした。臨床で見たものは逃さないつもりでノートなんか取ら
ないで、その場で頭に焼き付けてました。

<大事なキーワードは「好きこそ物の上手なれ」>

若い人はいろんな知識を蓄えて現場に活かすべきです。活かせないな
ら、キャリアアップして活かせるところを目指すことです。今の環境
に押し潰されていてはその人の次はないですから。その為にはある程
度リスクを賭けることになりますが、リスクを大きくしないためには
人生設計をきちんとすることですね。何歳までにどこまで出来るよう
になっていたら続けるか辞めるかの判断や、いつ結婚し、いつ人の親
となるかなどということもある程度は考えておいた方が良いと思いま
す。

聞いた話ですが、医師と僧職と学校教師は社会人として同年代よりも
未熟だそうです。先日、若い先生たちの自己紹介を聞いていたら、社
会人なら出来るはずの自己紹介・アピールが全然出来なくて、怒鳴っ
て注意したことがありました。みんなビビッてましたけど(笑)。で
もかつて僕も出来なかったし、実習で名乗ることも出来なかったです
。だからこそ同じ経験をさせたくないという思いがあって、あえて注
意するようにしています。学生には優しく丁寧に接するようにと医学
部長からも言われていますが、ひとりぐらい理不尽に厳しい人間がい
てもいいかなと思っています。

-ところで天野先生は、留学はされていなかったですか?-

留学はしたかったですが、当時の亀田にはドクターがいなくて出来な
かったです。その後結婚もし、手術も多くなり、タイミングを逸しま
した。それにやっぱり自分が手術した患者さんを置いて一定期間離れ
るなんてことはできないですよ。でも、他の先生が外国人の講演に英
語で質問していると、かっこいいなと思いながらも引け目に感じてい
ますけど。

やはり今の人は35歳くらいまでに英語を母国語とする国に2-3年留学
した方がいいと思います。それに、コンピュータ・ワークですね。今
はPCでOfficeを使いこなすことは当たり前だし、それを用いてプレゼ
ンテーションするスキルは必要だと思います。

<患者のために大事にしなければいけない2つのこと>

-新東京病院で一緒にやらせて頂いているときから、天野先生は仕事
の仕方や目標があまりブレることがありませんね。-

目標がないからブレられないんです。5年先には何をやっているかな
んて分からないです。決まった道がないからブレることが出来ない。
ただ、僕と同じことはしないほうがいいと周りには言っています。僕
が大事にしているのは、正直に言うと第一は患者さんではないです。
一番は「プライベート」、二番目に「仲間」を大切にするようにして
います。そして次に「患者さん」です。こんなこと患者さんの前で言
ったら怒られますけど。でもこういう考え方の人は多いです。だって
仲間がいなかったら手術できないですから。患者さんを優先して仲間
を大事にしなかったら、チームはバラバラです。ここを履き違えては
いけません。もしデートがあるなら、どうぞ行ってらっしゃいと言い
ます。但し、計画的にあらかじめ周囲も知っていることが重要ですが
・・・。
自分もそうですが、仲間のプライベートを尊重することが厳しい仕事
環境にあっては大切な思いやりじゃありませんか?こういう考え方が
今の医療現場にはあってもいいと僕は思います。自分と仲間のコンデ
ィションの両方を整えて、はじめて患者の為になることが出来る訳で
すから。

(Best Doctors Messegeより抜粋)
http://www.bestcaretokyo.jp/interview04.html

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天野篤

天野 篤(あまの あつし、1955年 – )は、心臓血管外科を専門とす
る日本の外科医である。順天堂大学医学部心臓血管外科教授。

冠動脈バイパス術の専門家として知られ、年間500件のオペをこなし
成功率98%の実績を持つ日本屈指の心臓外科医である。 心臓外科を扱
ったテレビドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」や、映画「チーム
・バチスタの栄光」の監修も行っている。

[経歴]

1955年(昭和30年)、埼玉県蓮田市出身。心臓に持病を持つ父親を治
したい一心で、埼玉県立浦和高等学校を卒業後、3年間の浪人生活を
経て日本大学医学部に入学した。父親のオペには執刀助手として参加
したが人工弁の装着ミスで父親は死亡した。

大学卒業後の1983年(昭和58年)に医師免許を取得(医籍登録)、初
めは関東逓信病院(当時)、次いで亀田総合病院に勤務して心臓外科
学を学んだ。

その後、新東京病院(千葉県松戸市)心臓血管外科部長、昭和大学横
浜市北部病院循環器センター長兼教授を経て、2002年(平成14年)に
順天堂大学医学部教授に就任した。

2012年(平成24年)2月18日には、今上天皇の狭心症に対応した冠動
脈バイパス手術を東京大学医学部付属病院に於いて実施した際には、
私立医大出身者としては異例の、東京大学医学部との「合同チーム」
の一員として執刀し、話題となった。

天野は現在順天堂医院のほか、群馬循環器病院においても非常勤で外
来診療を行っている。

上述の天皇への外科手術の執刀など、天野が医学的業績を多く積み重
ねたことを評価されて、2012年10月13日に故郷である蓮田市から市民
栄誉賞が授与された。

        フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天野篤の本
自己啓発書のベストセラー

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■「まぐまぐ!かんたんクリック投票」メッセージより

●内藤俊之様
メッセージ:
拝読させて頂くようになって5年になります。内容に感動し、豊富な
知識と一気に読ませてしまう文章力にいつも感心させられています。
これからも益々のご活躍を!

●keiko様
メッセージ:
宮口さま、毎日の除雪作業大変ですね、腕、腰を痛めないように気を
付けてください。
先日、私の住んでいるところも久しぶりの大雪に見舞われました。
雪道を歩くときの『キュッ、キュッ』という音が大好きです。
秋田、シェパードのミックス犬を飼っていましたが、昨年眠りました。
犬の種類また性格上、我侭にひとり遊びしているでしょう。源太君も
気をつけてあげてください。
学校から帰るといつも一番に母の姿を探しました。この世で一番大好
きな人といってても過言ではなく、母親は太陽のような存在ですね。
父の日より母の日のほうが覚えられているのもこのせいでしょうか。
Keiko

★ちょっと一言!

※内藤さん、keikoさん、メッセージ有難うございます。
メッセージへの返信が遅れていることをお詫び致します。
必ず返信しますので、懲りずにメッセージ書き込んで下さいね^^;
3月一杯までは、本当に地方出張が多くて忙しい日が続きます。

今日から3月。皆さん、お元気ですか?

先月26日の夜、旭川で久し振りに中学校時代からの親友 金平茂紀氏
と旧交を温めました。彼はTBSの執行役員で毎週土曜日のPM5:30「報
道特集」のメインキャスターを務めています。
昔の友と酌み交わすお酒は格別です。

それにしても、もう沖縄で取材をしているようです。彼の行動力には、
驚くばかりです。源太もビックリ!

源太は我が家の愛犬です。

★皆さんのメールが何よりの励ましです。
出来る限り、お返事は差し上げますのでお気軽にメールして下さい。
当メルマガで掲載させていただくこともありますが、匿名希望と書いて
いただければ実名を出すことはありません。

まずは自分自身を信じ、愛することから始めよう!

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編集後記+++++++++++++++++++++++++++++

世の中には人間の一生をも左右してしまうような、心の底から魂を揺さぶら
れるような素晴らしい金言や格言が数多くあります。
あなたも辛い時や悲しい時、何気ない一言で勇気づけられた経験はないだろ
うか?

仕事をしながらメルマガを発行しようと決意したのは、そういう名言の数々
を一人でも多くの方々に紹介したいと思ったからです。
今までの仕事だけの人生に物足りなさを感じていたということもあります。

「生きることとは自分自身を表現することである!」と言ったのは誰だった
ろう?自分自身を表現することにより、ほんの少しでも周りの人たちを幸せ
にするお手伝いが出来れば望外の幸せです。

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ここまでお読み頂きありがとうございます。
皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしています。

豊かで、より良き人生を共に歩んで行くことが出来ますように!

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