大隅良典 日本人の名言

私は「役に立つ」という言葉がとっても社会をだめにしていると・・・ / 大隅良典

投稿日:

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2018.10.12-Vol.0859
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■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
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★今日の名言★
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 私は「役に立つ」という言葉が

  とっても社会をだめにしていると思っています。

 数年後に事業化できることと同義語になっていることに問題がある。

  本当に役に立つことは10年後、あるいは100年後かもしれない。

 社会が将来を見据えて、科学を一つの文化として

  認めてくれるような社会にならないかなあと強く願っています。

               <大隅良典>

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◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇

ファジー理論(ふぁじー・りろん)・・・

(fuzzy theory)計算の基礎となる値や、値と値の関係に曖昧性があるこ
とを前提にした理論体系。値とその値をとる確からしさとを対にして考
える。人間の感性や推論方法を記述するのに適する。曖昧理論。

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※喫煙室(雑談コーナー)

10月8日、HBCの「旭川文化塾」でノーベル生理学・医学賞2016を単独受
賞された大隅良典(おおすみ・よしのり)氏の講演会を聞く機会に恵ま
れた。

講演テーマは「私の研究歴~科学研究の楽しさ~」と銘打って1時間半に
渡って家族のことから研究履歴、またノーベル賞のことまで詳しくお話
しいただいた。

実直で飾らない話し方と素朴な人となりに魅了されてしまった。

「オートファジーの仕組みの解明」でノーベル賞を受賞されたが、その
研究内容の一端をパネルを使って分かり易く解説して頂いた。

2018年には日本の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏と米国のJames P. All
ison両氏に「免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用
」が認められノーベル生理・医学賞を受賞、2015年には大村智(おおむ
ら・さとし)北里大学特別栄誉教授が「線虫の寄生によって引き起こさ
れる感染症に対する新たな治療法に関する発見」が評価されノーベル生
理学・医学賞を授与されている。

世界の最先端を走る日本の科学分野での研究論文数が、近年著しく減少
していることに危機感を感じて基礎研究の育成に奔走されているそうで
ある。

因みに、「オートファジー」とは以下のように書いてある(Wikiより)

オートファジー (Autophagy) は、細胞が持っている、細胞内のタンパク
質を分解するための仕組みの一つ。自食(じしょく)とも呼ばれる。酵
母からヒトにいたるまでの真核生物に見られる機構であり、細胞内での
異常なタンパク質の蓄積を防いだり、過剰にタンパク質合成したときや
栄養環境が悪化したときにタンパク質のリサイクルを行ったり、細胞質
内に侵入した病原微生物を排除することで生体の恒常性維持に関与して
いる。このほか、個体発生の過程でのプログラム細胞死や、ハンチント
ン病などの疾患の発生、細胞のがん化抑制にも関与することが知られて
いる。

auto-はギリシャ語の「自分自身」を表す接頭語、phagyは「食べること
」の意で、1963年にクリスチャン・ド・デューブにより定義された。

以下、ネットで大隅良典氏の名言を拾ってみたのでご覧頂きたい。
内容は、講演でお話し頂いたことばかりである。

★たくさんの人がやっている領域は
 『俺が1番』と早さを競うしかない。
 でもそこに興味がない。
 誰も見たことがない現象を見るのが楽しいんです。

★私の研究成果のすべての出発点は顕微鏡観察です。
 ですから、今でも私の研究室にやってくる学生さんには、
 最初に必ず顕微鏡観察をしてもらっています。

 これはある意味、生物学の王道ではないかと思うのですが、
 現象そのものを大切にして欲しいという思いと、
 自分の目で確かめるという姿勢を身につけて欲しいという思い、
 そして、自分の目で新たな現象を発見して欲しいという願いからです。

★生命の本質に迫る問題は酵母でも解くことができる。
 流行を追いかけずに自分の面白いことをやるのが私の基本精神。

★今、世の中は安定志向ですが、大きな仕事を成し遂げようと思ったら、
 人がやっていないことに挑戦する以外に道はないと思いますね。

★科学はそもそも見通しがつかないもの。
 すぐに成果は出ないかもしれないけど、
 人と違うことや面白いことに挑戦できる。
 残された時間でそんな環境づくりもやっていきたい。

★人がやらないことをやろうという思いから、
 酵母の液胞の研究を始めました。
 東大の教養学部の
 たった1人の研究室に移った時に研究をはじめました。

★1つだけ強調しておきたいことは、
 研究を始めたときに必ずしもガンにつながるとか、
 人間の何かに役立つと考えていたわけではありません。

★液胞という
 みんな本当にゴミだめだと思っていたことの研究を始めました。

★サイエンスってどこに向かっているのかわからないことが楽しい。

★「これやったら必ずこういう良い成果につながります」
 というのは大変難しいことだと思います。
 それを許す社会的余裕を望んでいます。

         ☆—————————————-☆

大隅良典

大隅 良典(おおすみ よしのり、1945年2月9日 – )は、日本の生物学者
(分子細胞生物学)。学位は理学博士(東京大学・1974年)。東京工業
大学科学技術創成研究院特任教授・栄誉教授、自然科学研究機構特別栄
誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、基礎生物学研究所名誉教授、東
京大学特別栄誉教授。福岡市名誉市民、大磯町名誉町民、京都大学名誉
博士。

自然科学研究機構基礎生物学研究所教授兼総合研究大学院大学生命科学
研究科教授、東京工業大学フロンティア研究機構特任教授などを歴任し
た。「オートファジーの仕組みの解明」により2016年のノーベル生理学
・医学賞を受賞した。

[来歴]

[生い立ち]

太平洋戦争末期の1945年2月9日、福岡県福岡市にて生まれた。4人兄弟の
末子である。父大隅芳雄は九州大学工学部教授を務めていた。家は福岡
市の外れにあり、周囲は農家の子どもたちばかりという環境で、皆と一
緒に自然の中で遊んだ。幼い頃から、兄の和雄に贈られた自然科学の本
に親しんだ。特に八杉龍一の『生きものの歴史』、マイケル・ファラデ
ーの『ろうそくの科学』、三宅泰雄の『空気の発見』などに心を動かさ
れ、科学に興味を持った。

福岡県立福岡高等学校では化学部に所属した。卒業後、東京大学理科二
類に進学。当初は理学部で化学を学ぼうと考えていたが、教養学部に新
設された基礎科学科に興味を持ち、そちらに進む。基礎科学科の同級生
には、神原秀記や渡辺公綱らがいた。

1967年に東京大学を卒業し、学士の称号を取得した。そのまま東京大学
大学院理学系研究科相関理化学専攻(同専攻の場所は駒場)に進学した
。蛋白質の生合成についての研究に魅力を感じ、今堀和友の下で指導を
受けた。なお、博士課程においては、京都大学の大学院でも内地留学し
て学んでいる。1972年に、東京大学の大学院を単位取得満期退学した。
その後、1974年東京大学より理学博士の学位を取得した。論文の題は「
コリシンE3の作用機作に関する研究」。

[研究者として]

恩師である今堀和友の紹介でジェラルド・モーリス・エデルマンの研究
室に留学することになり、アメリカ合衆国に渡り、ロックフェラー大学
の博士研究員となった。そのころのエデルマンは、従来研究していた免
疫学を離れ発生生物学に取り組み始めていたため、大隅も試験管内での
受精系の確立の研究に従事した。

東京大学理学部の安楽泰宏に声をかけられたのをきっかけに、日本に帰
国した。1977年より1986年にかけて、東京大学の理学部にて助手を務め
た。1986年には東京大学の理学部にて講師に昇任し、1988年まで勤めた
。同年に東京大学の教養学部に転じ、助教授に就任した。

1996年、岡崎国立共同研究機構が設置する基礎生物学研究所に転じ教授
に就任するとともに、総合研究大学院大学生命科学研究科基礎生物学専
攻教授も兼任した。2009年、基礎生物学研究所と総合研究大学院大学の
教授を退任することとなり、それぞれ名誉教授の称号が贈られた。同年
、東京工業大学にて、統合研究院の特任教授に就任した。現在は、東京
工業大学のフロンティア研究機構にて特任教授を務めている。

[研究]

専門は生物学であり、特に分子細胞生物学などの分野を研究している。
オートファジーの分子メカニズムや生理学的な機能についての研究が知
られている。その研究論文は他の研究者から多数引用されており、2013
年にはトムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞している。そのほか、藤原
賞、日本植物学会学術賞、朝日賞などを受賞している。

2006年、日本学士院は、大隅の業績について「一貫してオートファジー
の分子機構の解明に正面から取り組んでおり、他の追随を全く許さない
研究を続けている」と高く評価し、日本の学術賞としては最も権威ある
日本学士院賞を授与している。

2012年には、「生体の重要な素過程の細胞自食作用であるオートファジ
ーに関してその分子メカニズムと生理的意義の解明に道を拓いたものと
して高く評価される」として、ノーベル賞を補完する学術賞として知ら
れる京都賞の基礎科学部門を受賞している。細胞が自らのタンパク質を
分解し、再利用する「オートファジー」(自食作用)の仕組みを解明し
、悪性腫瘍の特効薬を発明した功績が認められガードナー国際賞を受賞
した。

2016年10月3日、「飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質を食べて栄
養源にする自食作用『オートファジー』の仕組みを解明した」卓越した
成果が認められ、ノーベル生理学・医学賞を単独受賞する。メカニズム
の詳細については「オートファジー」を参照。

所属学会は日本生化学会、日本分子細胞生物学会、日本植物学会、日本
植物生理学会などに所属。

[人物]

トレードマークの髭はアメリカ合衆国に留学した頃から伸ばし始めた。
顔が若く見えることでアメリカ人から見下されるのが嫌で髭を伸ばすよ
うになったという。

[家族・親族]

父は鉱山学者の大隅芳雄(広島県広島市出身、九州大学工学部教授)。
外祖父は日本史学者の長沼賢海(新潟県出身、九州大学名誉教授)。姉
が2人いる。兄は日本史学者の大隅和雄(東京女子大学名誉教授)。妻は
生物学者でオートファジーの共同研究者でもある大隅萬里子(帝京科学
大学教授)。

・長沼賢海(外祖父) – 歴史学者
 1883年 – 1980年
・大隅芳雄(父) – 鉱山学者
 1905年 – 1987年
・大隅和雄(兄) – 歴史学者
 1932年 –
・大隅清陽(甥) – 歴史学者
 1962年 –
・大隅萬里子(妻) – 生物学者

<以下略>

        フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大隅良典の本
自己啓発書のベストセラー

         ☆—————————————-☆

★☆「keiko通信 from NewYork」☆★

「校則は厳しいけど優しい面もある私立学校」

以前の「ニューヨーク通信」に登場したバースデーパーティーに$600チ
ップを渡したSergioさん。

9月から私立高校に入学した娘さんがクラスで遊んでいる途中、男子生徒
が彼女のバックパックからスプレーを取り出し、「あっ」という間に手
が当たりスプレー噴射!

クラス中の生徒が目の痛みを訴えました。入学時に「危険物は持ち込み
ません」という書類にサインをしているので即刻退学になってしまいま
したが、別の私立高校が受け入れてくれ入学できました。

(Laser pointers,guns,toy guns,knives,mace,stink bombs,fireworks,
heavy chains,and any other dangerous items are not to be brought
onto the school property.)

親が送迎できないとき、通学時の危険から子供を守るために持たせる母
親、厳しいルールのようですがこの理由は通用しません。

                  Keiko

  宮口さま
どんよりとした曇り空の下で、五番街をコロンバスデーパレードが開催
されました。この時ばかりとイタリア人は張り切り、高校生マーチング
パレードは賑やかに行われました。
日曜日はエアコンデイションをつけるほどの暑さ逆戻り、体調管理の大
切さを改めて感じました。
宮口さまも出張が多い月、風邪にはお気を付けくださいね。
すでに罹った友人は「強烈なアタックの今年のフルー」だと、怖いです
が今でも予防注射を躊躇っています。      Keiko

※Keikoさん、今週も楽しく素敵な「ニューヨーク通信」ありがとうござ
います。学校に熊除けスプレーでも持っていったのでしょうか?お国柄
が表れていますね。ところで、私も予防注射を受けた記憶がありません。
何故なら、私も○×も風邪をひかないからです・・・^^!?
痛いのは嫌いです♪

★ちょっと一言!

※皆さん、お元気ですか?「名言集」の宮口です。
来週からちょっと大変になります。続きます・・・頑張ります♪

★皆さんのメールが何よりの励ましです。
出来る限り、お返事は差し上げますのでお気軽にメールして下さい。
当メルマガで掲載させていただくこともありますが、匿名希望と書いて
いただければ実名を出すことはありません。

まずは自分自身を信じ、愛することから始めよう!

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編集後記+++++++++++++++++++++++++++++

世の中には人間の一生をも左右してしまうような、心の底から魂を揺さぶら
れるような素晴らしい金言や格言が数多くあります。
あなたも辛い時や悲しい時、何気ない一言で勇気づけられた経験はないだろ
うか?

仕事をしながらメルマガを発行しようと決意したのは、そういう名言の数々
を一人でも多くの方々に紹介したいと思ったからです。
今までの仕事だけの人生に物足りなさを感じていたということもあります。

「生きることとは自分自身を表現することである!」と言ったのは誰だった
ろう?自分自身を表現することにより、ほんの少しでも周りの人たちを幸せ
にするお手伝いが出来れば望外の幸せです。

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ここまでお読み頂きありがとうございます。
皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしています。

豊かで、より良き人生を共に歩んで行くことが出来ますように!

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