先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」

驚くほど役に立つ「名言集」では、世界の名言・金言・格言・故事・ことわざをご紹介します。

ウコチャランケ(言葉の力)という言葉があって・・・ / 萱野茂

      2017/09/29

2017.09.29-Vol.0804
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■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
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★今日の名言★
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 ウコチャランケ(言葉の力)という言葉があって

  ウ=お互い コ=目的 チャ=言葉 ランケ=降ろす

   全て話し合いで解決する。

 だからね、アイヌの長老として、

  どんなに切れる刀よりも、

   どんな猛毒を塗った矢よりも大切なのは言葉だ、

    とそう思ってます。

 だからウコチャランケの精神をもう一度みんな世界中の人たちに、

  それと自然をもっと大事にして欲しいと、そう思っています。

              <萱野茂>

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◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇

アイヌ(Ainu)・・・

(アイヌ語で人間の意)かつては北海道・樺太(サハリン)・千島列島
に居住したが、現在は主として北海道に居住する先住民族。人種の系統
は明らかでない。かつては鮭・鱒などの川漁や鹿などの狩猟、野生植物
の採集を主とし、一部は海獣猟も行った。近世以降は松前藩の過酷な支
配や明治政府の開拓政策・同化政策などにより、固有の慣習や文化の多
くが失われ、人口も激減したが、近年文化の継承運動が起こり、地位向
上をめざす動きが進む。口承による叙事詩ユーカラなどを伝える。

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※喫煙室(雑談コーナー)

あらゆるものに魂を感じ、感謝しながら生きてきたアイヌの人たち。

アイヌの長老だった萱野茂氏(かやの しげる、1926年6月15日 – 2006年
5月6日)は、アイヌ文化研究者(博士)であり、アイヌ文化やアイヌ語
の保存・継承のために二風谷アイヌ資料館(シシリムカ二風谷アイヌ資
料館)を創設し、館長を務めた方である。

アイヌ初の日本の国会議員に当選して、「日本にも大和民族以外の民族
がいることを知って欲しい」という理由で、委員会において史上初のア
イヌ語による質問を行ったことでも知られる。

アイヌ新法制定に尽力され、結果を残して潔く1期で国会議員をやめられ
た時の言葉が有名である。

「人は(狩猟民族は)、足下が暗くなる前に故郷に帰るものだ。」

さて、北海道新聞に5回にわたり連載されたアイヌの差別問題に取り組ん
だ「こころ揺らす」に全国から反響が寄せられているそうである。アイ
ヌの方々が現在も続く差別に苦しむ実態が浮き彫りにされており心が痛
む。

9/26に掲載された5回目から抜粋させていただく。(報道は実名)

アイヌ民族の札幌市のパート従業員、K.Rさん(49)。十勝管内芽室町
で生まれ育った。小学3年の時、愚痴を言う唯一の相手だった愛犬が死ん
で以来、学校でいじめを受ける度にノートに思いをつづることが習慣に
なった。

芽室中1年の時に書いた作文がある。「私は言いたい。『みんなは人権と
いうものを本当に分かっているのか』。人権とは人間が生まれながらに
持っている生命・自由、平等の権利。しかし、芽室中には人権がない。
平等がなく、とても差別が多いのです」

作文にはHさんの生々しい体験がつづられていた。小学生の時、男子児
童に「帰れ、アイヌ」と石をぶつけられたこと。Hさんと接触した児童
から「気持ち悪い。アイヌにぶつかった」と言われたこと。上級生から
、アイヌ民族を侮辱する言葉を並べた替え歌を歌われたこと。「すべて
の例をあげれば、原稿用紙が百枚あっても足りないかもしれません」
しかし、小学4年から「言われたら言い返す、たたかれたらたたき返すよ
うになった」という。

作文の最後には、こう記した。「私がいじめられていることはマイナス
だけではなく、プラスにもなっています。苦しみや悲しみを、私は知っ
ているから、人のことも考えてあげられる。差別の問題をみんなで考え
るべきです」

この作文は当時、人権擁護に関する作文コンクールで最優秀賞に輝いた
。しかし、それによって「アイヌのくせに」と余計にいじめられた。全
国から多い日で100通以上の手紙が届き、中には「調子こいてたら殺すぞ
」などと書かれたものもあった。手紙を受け取るのが怖くなり、「手紙
恐怖症になった」。

その後も学校の和式便所に頭を押さえつけて入れられたり、牛乳パック
を投げつけられて牛乳まみれになったり。勉強にも身が入らず、高校受
験に失敗した。中学卒業後、三重県の工場で働いたが、けがをして1年で
帰京。再就職時にも差別され、スーパーに採用されても「アイヌを雇っ
ているとは何事か」と苦情が寄せられた。

40歳の時。親戚を通じて北大アイヌ・先住民研究センターの研究者と知
り合い、アイヌ関係の催事に参加した。さまざまなアイヌ民族とつなが
りができ、「みんな葛藤しながら文化伝承活動などをやっていることを
知って、『苦しみや悲しみを共有できる仲間が増えた』と感じた」。

<中略>

Hさんは、差別感情は誰もが本来、何らかの形で持っているもので、い
くら人権教育や差別撤廃運動を続けても、ゼロにはならないと思ってい
る。ただ、「私たちの体験に少しでも思いを寄せてもらうことによって
、アイヌが少しでも生きやすい社会になればと願う。そのために私は自
分のことを書き、語り、発信し続ける」。

<以上>

         ☆—————————————-☆

「萱野茂」

萱野 茂(かやの しげる、1926年6月15日 – 2006年5月6日)は、日本の
アイヌ文化研究者(博士(学術))であり、彼自身もアイヌ民族である
。アイヌ文化、およびアイヌ語の保存・継承のために活動を続けた。

二風谷アイヌ資料館(シシリムカ二風谷アイヌ資料館)を創設し、館長
を務めた。

政治活動面ではアイヌ初の日本の国会議員(1994年から1998年まで参議
院議員)。在任中には、「日本にも大和民族以外の民族がいることを知
って欲しい」という理由で、委員会において史上初のアイヌ語による質
問を行ったことでも知られる。

息子の萱野志朗は、萱野茂二風谷アイヌ資料館館長、世界先住民族ネッ
トワーク・AINU代表、FMピパウシ運営者、世界先住民族サミット2008の
実行委員会最高責任者。

[略歴]

・1926年 – 北海道沙流郡平取町二風谷(にぶたに)に生まれる。当時す
 でにアイヌ語を自在に操れる話者は少なくなっていたが、アイヌ語を
 完全に母語とする祖母に育てられたため、アイヌ語と日本語、2つの言
 語を母語として身につけた。青年期はアイヌであることから逃避する
 ために出稼ぎに出て、炭焼きや測量士などで生計を立てる。

・1953年 – 研究者や収集家による民具の流出に心を痛め、アイヌの民具
 、民話を自ら収集記録し始める。50年かけて集めた1121点はのちに重
 要有形民俗文化財の指定を受ける。

・1960年 – 金田一京助の影響を受けアイヌ語の記録に着手。このころ知
 里真志保とも出会う。

・1970年 – あるアイヌ女性の希望により、70~80年以上絶えていたアイ
 ヌ式の結婚式を開催する。その内容は姫田忠義監督により記録映画「
 アイヌの結婚式」として残された。

・1971年 – 二風谷の青年たちと、2軒のチセ(アイヌの伝統家屋)を作
 る。その様子は、やはり姫田監督により「チセ・ア・カラ(われら・
 家を・つくる)」として映画化。これは日本で初めてのアイヌ語での
 映画であった。

・1972年 – 収集した民具などを公開するため二風谷アイヌ資料館を設立。

・1975年 – 『ウェペケレ集大成』で菊池寛賞を受賞。

・1975年 – 平取町町議会議員に当選。以後5期務める。

・1977年 – 10年ぶりに行われたイオマンテを主催。その模様はやはり姫
 田監督により「イヨマンテ 熊おくり」として残された。

・1978年 – 北海道文化奨励賞受賞。

・1980年 – 北海道大学文学部言語学科講師を務める。

・1983年 – 「二風谷アイヌ語塾」を設立。塾長を務める。

・1987年10月 – STVラジオにて「アイヌ語講座イランカラプテ」(後の
 「アイヌ語ラジオ講座」)を始める。

・1989年 – 吉川英治文化賞受賞。

・1992年 – 第16回参議院議員通常選挙に日本社会党から比例代表の名簿
 第11位で立候補(この時は次点で落選)。

・1993年 – 北海道文化賞受賞。

・1993年 – 二風谷ダム着工のため行われた用地強制収用裁決の取り消し
 を求めて札幌地裁に提訴。

・1994年8月 – 繰り上げ当選でアイヌ初の国会議員となる。

・1996年7月 – 自らのアイヌ語語彙を網羅した『萱野茂のアイヌ語辞典
 』を出版。

・1996年9月 – 社会民主党の分裂に伴い社会民主党を離党、民主党結成
 に参画。

・1997年3月 – 二風谷ダムが完成していたため強制収用裁決取り消し請
 求は棄却された。しかし「国はアイヌ文化に対し最大限の配慮をしな
 ければいけないのに、それを怠った」とダム建設を違法とし、アイヌ
 民族を先住民族と認める判決を勝ち取った。

・1997年5月 – アイヌ文化振興法成立。

・1998年7月 – 任期満了に伴い政界を引退。息子の萱野志朗が同年参院
 選に社民党から出馬するも落選している。

・1998年 – 『萱野茂のアイヌ神話集成』に対して毎日出版文化賞が贈
 られる。

・2001年 – アイヌ語によるミニFM局「エフエム二風谷放送」(愛称FM
 ピパウシ)を設立。

・2001年2月 – 総合研究大学院大学より博士(学術)を授与される。
 学位請求論文は「アイヌ民族における神送りの研究―沙流川流域を中
 心に」。

・2001年秋 – 勲三等瑞宝章受章。

・2006年5月6日午後1時38分、パーキンソン病による急性肺炎のため
 療養中の札幌市東区の病院で逝去、享年79。

[政界引退時に残した言葉]

アイヌ文化振興法を成立させ、国会議員としての目的を果たした萱野は
一期限りで引退。その際「人(狩猟民族)は足元が暗くなる前に故郷へ
帰るものだ」 という言葉を残している。

        フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

萱野茂の本
自己啓発書のベストセラー

         ☆—————————————-☆

★☆「keiko通信 from NewYork」☆★

「公立学校だけがお休み」

長い夏休みが終わり新学期が始まったばかりのニューヨーク、9月最後の
週なのに33度、インディアンサマーとなりました。

公立学校の先生はユダヤ人が多くユダヤ人の祭日Rosh Hashanah は学校
もお休みになります。

カトリック系の私立の学校は通常の授業が行われました。

                  Keiko

★ちょっと一言!

※皆さん、お元気ですか?「名言集」の宮口です。

私の住む北海道の旭川にはアイヌの方が多くいました。近文(ちかふみ
)や神居古潭(かむいこたん)、近郊でも層雲峡などクマの木彫りや民
芸品などで生計を立てていた方が多かったように記憶しています。私の
高校の恩師である今は亡きK先生からアイヌ民族の研究者であるジョン
・バチェラー神父のことを聞かされたことを思い出します。

★皆さんのメールが何よりの励ましです。
出来る限り、お返事は差し上げますのでお気軽にメールして下さい。
当メルマガで掲載させていただくこともありますが、匿名希望と書いて
いただければ実名を出すことはありません。

まずは自分自身を信じ、愛することから始めよう!

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編集後記+++++++++++++++++++++++++++++

世の中には人間の一生をも左右してしまうような、心の底から魂を揺さぶら
れるような素晴らしい金言や格言が数多くあります。
あなたも辛い時や悲しい時、何気ない一言で勇気づけられた経験はないだろ
うか?

仕事をしながらメルマガを発行しようと決意したのは、そういう名言の数々
を一人でも多くの方々に紹介したいと思ったからです。
今までの仕事だけの人生に物足りなさを感じていたということもあります。

「生きることとは自分自身を表現することである!」と言ったのは誰だった
ろう?自分自身を表現することにより、ほんの少しでも周りの人たちを幸せ
にするお手伝いが出来れば望外の幸せです。

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ここまでお読み頂きありがとうございます。
皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしています。

豊かで、より良き人生を共に歩んで行くことが出来ますように!

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