先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」

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らいに関する三つの迷信・・・ / 小笠原登

      2017/09/01

2017.09.01-Vol.0800
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■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
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★今日の名言★
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 「らいに関する三つの迷信」

 (1)らいは不治の疾患であるという迷信

 (2)らいは遺伝病であるという迷信

 (3)らいは強烈な伝染病であるという迷信

              <小笠原登>

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◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇

ハンセン病(ハンセンびょう)・・・

(癩菌の発見者、ノルウェーのハンセン(G.A.Hansen1841~1912)に因む)
癩菌によって起こる慢性の感染症。癩腫型と類結核型の2病型がある。癩
腫型は結節癩ともいい、顔面や四肢に褐色の結節(癩腫)を生じ、眉毛
が抜けて頭毛も少なくなり、結節が崩れて特異な顔貌を呈する。皮膚の
ほか粘膜・神経をもおかす。類結核型は斑紋癩・神経癩ともいい、皮膚
に赤色斑を生じ知覚麻痺を伴う。癩病。レプラ。

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※喫煙室(雑談コーナー)

NHK NEWS WEB (2017.8.30)より転載

「特別法廷で死刑 ハンセン病患者支援者が賠償求め提訴」

8月29日 21時24分

殺人などの罪に問われたハンセン病患者の男性が無実を訴えながら死刑
を執行されたいわゆる「菊池事件」をめぐって、支援してきた元患者た
ちが「隔離された『特別法廷』で審理され憲法違反なのに、検察庁が裁
判のやり直しを請求しないのは違法だ」として、国に賠償を求める訴え
を熊本地方裁判所に起こしました。

昭和27年にハンセン病患者の男性が殺人などの罪で起訴された「菊池
事件」では、熊本県合志市にある国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」
などに設置されていた隔離された「特別法廷」で死刑判決が確定し、無
実を訴えるなかで死刑が執行されました。

この事件について、最高検察庁はことし3月、「差別的な扱いの『特別法
廷』での裁判に関わった責任がある」と謝罪しながらも、「裁判のやり
直しを求める理由はない」として再審請求を行わないことを決めていま
す。

これについて、「菊池恵楓園」に入所している志村康さん(84)など支
援してきた6人の元患者たちは「隔離された『特別法廷』での裁判は憲法
違反で、無実は明らかなのに、検察庁が裁判のやり直しを請求しないの
は違法だ」として、国に対し1人当たり10万円の賠償を求めています。

提訴のあと開かれた記者会見で、原告の志村さんは「裁判で真実が明ら
かになると信じていた男性の悔しさを何としても晴らしたい」と話しま
した。

訴えについて最高検察庁は「個別の事件に関わることであり、コメント
は差し控えたい」としています。

<以上>

常人の想像を絶するような差別と迫害を受けて隔離され続けてきたハン
セン(ライ)病患者。

先日、TBSの報道特集でも地道な取材を続け、ライ病患者の置かれた実態
に迫る秀作を特集していたが、全く人間扱いされていない実態に愕然と
した記憶を思い出す。

勿論、最近の収容施設の待遇は以前とは全く変わり改善されているが、
それまでの迫害や差別に国家とりわけ司法の責任は重大である。

藤本事件(地名を取って菊池事件ともいう)は、本人が全否定している
にもかかわらず裁判の過程で明らかに偏見と差別に基づく証拠のない冤
罪事件であるとみられている。

差別裁判を受け死刑になった藤本松夫の最後の言葉は、「経はいらん」
だったそうである。

「過ちては改むるに憚ること勿れ」

         ☆—————————————-☆

小笠原登

小笠原 登(おがさわら のぼる、1888年(明治21年)7月10日 – 1970年
(昭和45年)12月12日)は日本の医学者(専攻は皮膚科学)でハンセン
病(らい病)の研究者。元京都帝国大学助教授。

愛知県出身。京都帝国大学医学部卒業後、同大学医学部の皮膚科特別研
究室助教授となり、1948年まで在職した。彼はハンセン病の発病は体質
を重視すべきことや不治ではないことを主張し、当時行われていた患者
の強制隔離・断種に反対したが学会から葬り去られる結果となった。

[経歴]

愛知県海部郡甚目寺村(現・あま市)にある円周寺の小笠原篤実の二男
(戸籍では三男)として生まれる。祖父は僧侶でもあるが漢方医術を行
い、らい病、淋病、梅毒などを得意としていた。兄の秀実は仏教系新聞
『中外日報』の論説記者を務めたジャーナリスト。

1915年(大正4年)京都帝大を卒業、薬物学を研究、1925年皮膚泌尿器科
に転じた。同年12月京都大学より医学博士 論文の題は 「ヌクレイン
酸及びカゼインは家兎に於て腎臓を傷害す」。 1926年(大正15年)以降
らい治療を担当。1938年(昭和13年)らいの診察・研究施設の皮膚科特
別研究室主任。1941年助教授、1948年まで在職。退官後豊橋病院に移る
。1955年 7月 願により退職。1957年 9月国立療養所奄美和光園に転じ
、1966年10月退官。1970年12月12日、円周寺にて急性肺炎にて死去
(享年81)。

[論文『らいに関する三つの迷信』]

彼のこの論文は『診断と治療』18巻11号(1931年11月)に発表されたも
ので、彼の主張が明瞭に表現されている。

ライほど種々な迷信を伴っている疾患は外にないであろう。その第一は
らいは不治の疾患であるという迷信である。(中略)この迷信は天下に
瀰漫するにいたった理由がある。それは疾患が一定の度を超えると仮令
疾患が消失しても生体はもはや旧態には復帰しないということに帰着す
る。(中略)

近頃、内務大臣の主唱の下にらい予防協会というものができたと聞いて
いる。合宿所を設け娯楽機関を充実せしめ、隔離の実をあげてらいの伝
搬を予防せんとする計画のようである。しかし、これは明らかにらいは
不治であるという迷信に立脚した企てであるかに考えられ甚だものたら
ない。余の研究室において治療の障害になるもの、一つは宗教的の迷信
である。

第二はらいは伝染病であるという迷信である。これにも理由がある。即
ち一定の家系の人にのもらい患者が発生するかの感を与えるという事実
に基づく。

その理由の一つにはらいは特殊な体質の所有者にのみ感染する疾患であ
ることを数えなければいけない。

第三はらいは強烈な伝染病であるという迷信である。らいは我が国では
古き時代からの病気である。それにもかかわらずこれが伝染病であるこ
とが看破せられなかった。今日まで未だ全国民がことごとくらいに犯さ
れるに至っておらぬ。明らかにらいの伝染力は甚だ微弱であることも物
語っている。

以上三つの迷信はらい患者およびその一族にたいして甚だしき苦痛を与
えている。もし将来らいの対策が企図せられるならば以上の諸迷信を脱
却して正しき見解の上に設定せられなければならぬ。

[学会での対決]

1941年2月22日、仏教系新聞『中外日報』が小笠原の学説を「らいは不治
でない。伝染説は全信できぬ」という題で紹介した。彼はらい菌に遭遇
して発病するが如き体質が問題とすべきである、とした。この記事の登
場は、当時らい医療の絶対的権威であった光田健輔ら療養所医師には黙
認できないものであった。早田晧は同じ新聞に小笠原への批判の文章を
書いた。小笠原はこれに対し2回反論したが、早田は4回にわたり隔離を
正当化する文章を書いた。朝日新聞も小笠原の学説を紹介した。大阪帝
国大学の桜井方策は小笠原の学説を朝日新聞で批判した。同年11月14日
– 15日、大阪帝大微生物学研究所で第15回日本らい学会が開かれた。初
日小笠原は「らい患者の心臓」を発表、らいの発病条件は体質にあると
述べた。2日目、野島泰治はらいの誤解を解くという報告で小笠原を攻撃
した。座長を務めた村田正太(まさたか)はらいを伝染病であるかと小
笠原に質問した。らいは広義の伝染病ではあるが誤解は起こさねばなら
ぬ、と述べた。村田はそれに満足せず、伝染病であるかと再び問い、そ
れは伝染病であるという言葉を聞くやそれでいいと、終了した。

[奄美大島における活動]

光田派と真向から対立した小笠原は、奄美和光園にいった。馬場園長が
説得したといわれる。彼が奄美に到着した時は大西基四夫園長であった
。和光園における彼は特に新しい治療法には関心がなかったようで、漢
方の研究をしていた。飄々としていた彼は、和光園の入所者の心の悩み
を聞いたり、本土から奄美に流れ着いた日本画家田中一村と交わったり
した。1965年6月25日、彼はらい事業功労者として表彰された。健康を害
した彼は、荷物を置いたまま本土に旅だったが帰ってこなかった。

[表彰]

1960年7月 藤楓協会より「救らい功労者」として表彰さる。
1966年9月16日 叙勲される。

[性格]

小笠原登と京都大学特研で3年4カ月補助として働いた人物の話である。

“小笠原先生はいつでも
一、どんな時でも大変患者さんの気持ちを第一にお考えになっていまし
た。
一、礼儀正しいお方でした。
一、お言葉もとても丁寧でやさしかった。
一、患者さんにはいつも、自分の病気の事に神経が鋭敏になっているか
ら、その目の前で手指の消毒などをする時に汚なそうにしないで下さい。
陰の方で思う存分消毒してくださいと申しました。幼時から襖越しに人
を呼んでは失礼。物を頼む時は看護婦でもわざわざ側にきた。”

– 小笠原登『ハンセン病強制隔離に抗した生涯』p.74
<抜粋>

        フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小笠原登の本
自己啓発書のベストセラー

         ☆—————————————-☆

★☆「keiko通信 from NewYork」☆★

「遅い時間にパトカーが・・」

早朝の風は冷たく秋を感じるようになりました。

パトーカーがサイレンを鳴らし到着、数分後二台目到着。

犬猿の仲の二家族が、散歩中にすれ違い、犬が相手のズボンの裾を噛ん
だことが発端、その人は犬を蹴飛ばしお互い怒りがおさまらず警察を呼
びました。

携帯電話は便利!? 犬のことで警察を呼ばないでほしいと迷惑な顔。

警察官がスピーカーを使い、「Everybody going home !」

私の階からは内容が聞き取れず、後日ニ階に住んでいるアンジェラさん
から聞きました。

                  Keiko

★ちょっと一言!

※皆さん、お元気ですか?「名言集」の宮口です。

北朝鮮のミサイルが北海道の上空を通過。私のスマホもJアラート(警報
メール)が入りビックリ!テレビでも「どこか安全な場所へ避難してく
ださい!」と・・・。行くところがありません。どこへ避難したら良い
のでしょう?

もし、アメリカの上空を北朝鮮のミサイルが通過したとしたら、間違い
なく戦争になっていたでしょう。

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「生きることとは自分自身を表現することである!」と言ったのは誰だった
ろう?自分自身を表現することにより、ほんの少しでも周りの人たちを幸せ
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