知里幸恵

教育なんて何さ。教育って、そんなに大事なものか・・・ / 知里幸恵

投稿日:

Sponsored Links

2016.09.02-Vol.0748
—————————————————————–
■先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」■
—————————————————————–
★今日の名言★
=================================

 教育なんて何さ。

  教育って、そんなに大事なものか。

   差別されてまで学校に行きたいかい?

    ・・・勉強がいやになったら、自由にはばたいたらいい。

     強くなりなさい。

              <知里幸恵>

Yukie_Chiri

=================================

◆一口豆知識◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇広辞苑より◇◇◇◇

差別(さべつ)・・・

(1)差をつけて取りあつかうこと。わけへだて。正当な理由なく劣っ
   たものとして不当に扱うこと。
(2)区別すること。けじめ。

=================================

※喫煙室(雑談コーナー)

「今日の名言」は、アイヌ民族である知里幸恵が年下の友人に語った言
葉だとされている。

明治36年、登別に生まれ19歳で亡くなるまでの13年間を私の住む旭川で
過ごしたアイヌの若き文才溢れる少女、知里幸恵(ちり ゆきえ)の反骨
精神に満ちた言葉に感動を覚えずにはいられない。

アイヌの伝統文化を研究していた言語学者である金田一京助との出会い
が彼女の人生を大きく変えることになる。

知里幸恵は、文字という文化を持たないアイヌ民族が代々口承してきた
神話や伝説をまとめた物語を美しい日本語に翻訳して「アイヌ神揺集」
として出版することになるのだ。

これは、アイヌ民族自身による初めてのカムイユカラ(神揺)の文字記
録として非常に貴重な特筆されるべき出来事である。

私の住む旭川はアイヌの方が多く住み、今でも北門町にはアイヌ民族文
化の保護・伝承を目的として設立された有名な川村カ子トアイヌ記念館
や、他にも近文や神居古潭にもアイヌ部落があったことを思い出す。

「アイヌ神揺集」に収められている「銀の滴降る降るまわりに、金の滴
降る降るまわりに」という歌を私は歌いながら流れに沿って下り、人間
の村の上を通りながら下を眺めると・・・で始まるユーカラは、知里幸
恵の代表作の一つである。

この心を掴んで離さない流れるような文体を読んだだけでも、彼女の溢
れる才能の一端を垣間見ることが出来るのである。

心臓病の為に19年という短い歳月を全うした知里幸恵の残した純粋で自
然を愛する精神は今後も受け継がれていくことだろう。

       ☆——————————☆

知里幸恵

知里 幸恵(ちり ゆきえ、1903年(明治36年)6月8日 – 1922年(大正1
1年)9月18日)は、北海道登別市出身のアイヌ人女性。19年という短い
生涯ではあったが、その著書『アイヌ神謡集』の出版が、絶滅の危機に
追い込まれていたアイヌ民族・アイヌ伝統文化の復権復活へ重大な転機
をもたらしたことで知られる。

近年、マスコミや各地のセミナー等でその再評価の声が高まっており、
また幸恵への感謝から「知里幸恵」記念館の建設運動が活発化している
。2008年10月には、NHKの『その時歴史が動いた』で幸恵が詳細に取り上
げられ、インターネット書店「アマゾン」の「本のベストセラー」トッ
プ10に『アイヌ神謡集』が入った。また、『アイヌ神謡集』は、フラン
ス語・英語・ロシア語にも翻訳されており、2006年1月には、2008年度ノ
ーベル文学賞受賞者フランス人作家ル・クレジオが、そのフランス語版
の出版報告に幸恵の墓を訪れている。

なお、弟に言語学者でアイヌ人初の北海道大学教授となった知里真志保
がおり、幸恵の『アイヌ神謡集』の出版以降、大正末期から昭和にかけ
て、新聞・雑誌などからはこの姉弟を世俗的表現ながらも「アイヌの天
才姉弟」と評された。

[生涯]

1903年(明治36年)6月8日、北海道幌別郡(現・登別市、札幌市から南
へ約100キロ)に生まれた(父・高吉、母・ナミ)。 旭川で実業学校(旭
川区立女子職業学校)にまで進学している。 幸恵の祖母・モナシノウク
はユーカラクルであった。すなわちアイヌの口承の叙事詩“カムイユカ
ラ”の謡い手だった。カムイユカラは、文字を持たなかったアイヌにと
って、その価値観・道徳観・伝統文化等を子孫に継承していく上で重要
なものであり、幸恵はこのカムイユカラを身近に聞くことができる環境
で育った。

幸恵の生まれた頃は、ロシアによる領土侵略を防ぐため、明治政府が北
海道を開拓し始め30年以上たっていた。この幸恵の家を言語学者の金田
一京助が訪れたのは、幸恵が15歳の時であった。金田一京助の目的はア
イヌの伝統文化を記録することであった。幸恵は、金田一が幸恵の祖母
たちからアイヌ伝統のカムイユカラを熱心に聞き記録に取る姿を見て、
金田一のアイヌ伝統文化への尊敬の念、カムイユカラ研究への熱意を感
じた。幸恵はカムイユカラをアイヌ語から日本語に翻訳する作業を始め
た。やがて、カムイユカラを「文字」にして後世に残そうという金田一
からの要請を受け、東京の金田一宅に身を寄せて翻訳作業を続けた。

幸恵は重度の心臓病を患っていた(当時は慢性の気管支カタルと診断さ
れていた)が、翻訳・編集・推敲作業を続けた。『アイヌ神謡集』は19
22年(大正11年)9月18日に完成した。しかしその日の夜、心臓発作のた
め死去。19歳没。

幸恵が完成させた『アイヌ神謡集』は翌1923年(大正12年)8月10日に、
柳田國男の編集による『炉辺叢書』の一冊として、郷土研究社から出版
された。

[時代背景]

明治時代以前、アイヌ民族は農業・狩猟・漁業で、自然と共存した平和
でおだやかな生活を享受してきた。また、川でとったサケなど“アイヌ
の特産物”で、北は、樺太を通じてロシアと、東は、千島列島を通って
カムチャツカ半島の先住民イテリメン人と、広範囲に交易も行っていた
。アイヌ民族は文字を持たない民族ながら、樺太・北海道・千島列島を
中心に一大文化圏を築いていた。

しかし19世紀に入り、アイヌの平和を脅かす存在となったのがロシアと
日本であった。南下して領土拡張をしたいロシア、それに危機感を覚え
、樺太・北海道・千島など北方の島を一刻も早く自国領土にしたい日本
。 それまで、両者ともあまり意識しなかったこの地域における「国境線
の概念」を、強く意識せざるを得なくなった19世紀、先手を打ったのが
日本だった。

明治政府は、ロシアの領土拡張(南下)の脅威だけでなく鉱物資源など
も求めて、本格的に日本人(軍人・開拓民)を北海道に進出させて、日
本の領土拡張を積極的に行った。このことが、アイヌ人の平和で穏やか
な生活を一変させた。

19世紀の列強の国々(ロシア・アメリカ・カナダ・イギリス等々)が、
領土拡張の際に先住民族に対してとった政策、すなわち、先住民の“自
然消滅”という手法を、明治政府も強力に実行に移していった。

明治政府は、1899年(明治32年)に制定した『北海道旧土人保護法』(土
人とは土着民の意であり、新たに北海道に移住した人と区別するために
元々の住民を旧土人と呼んだ)により、アイヌ人保護を行った。しかし、
これを、口実であって日本人への同化すなわちアイヌ民族の“自然消滅
”を進めたと解釈する者もある。 この法律に記されている内容は、農業
に従事したいアイヌに対する土地の無償附与、貧困者への農具の給付や
薬価の給付、また貧困者の子弟への授業料の給付等である。

これにより、アイヌ民族の生活は、明治時代以前の平和でおだやかな生
活から一変して悲惨のものへと変わった。とりわけ、アイヌの人々にと
って、外からやって来た「明治政府」に土地を没収され、その没収され
た土地が、外からやって来た「開拓民」に安価で払い下げられる様子は
、精神的にアイヌの人々を絶望させた。

また、明治政府に土地や漁業権・狩猟権など『生活基盤』を政策的に収
奪されたことで、アイヌ人は経済的にとどめを刺され極貧へと追い込ま
れた。当時、「座して死を待つばかり」とまで形容されたアイヌ民族、
アイヌ伝統文化は消滅の危機に瀕していた。

[後世への影響]

明治時代に入り絶滅の危機に瀕していたアイヌ文化アイヌ民族に自信と
光を与え、重大な復権・復活の転機となった幸恵の『アイヌ神謡集』の
出版は、当時新聞にも大きく取り上げられ、多くの人が知里幸恵を、そ
してアイヌの伝統・文化・言語・風習を知ることとなった。また幸恵が
以前、金田一から諭され目覚めたように多くのアイヌ人に自信と誇りを
与えた。幸恵の弟、知里真志保は言語学・アイヌ語学の分野で業績を上
げ、アイヌ人初の北海道大学教授となった。また歌人として活躍したア
イヌ人、森竹竹市・違星北斗らも知里真志保と同様、公にアイヌ人の社
会的地位向上を訴えるようになった。幸恵はまさに事態を改善する重要
なきっかけをもたらした。

幸恵の『アイヌ神謡集』により、アイヌ人にとって身近な“動物の神々
”が、アイヌ人の日々の幸せを願って物語るカムイユカラが文字として
遂に後世に残された。文字を持たないアイヌ民族にとって画期的な業績
であった。かつて幸恵が祖母から謡ってもらったように、母親が読み聞
かせ子供が容易に理解できる程に平易な文章でつづられた13編からなる
物語。アイヌ語から日本語に翻訳されたその文章には、幸恵のアイヌ語
・日本語双方を深く自在に操る非凡な才能が遺憾なく発揮されている。
また、文字を持たないアイヌ語の原文を、日本人が誰でも気軽に口にだ
して読めるようにその音をローマ字で表し、日本語訳と併記している。

        フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

知里幸恵の本
自己啓発書のベストセラー

        ——————————

★☆「keiko通信 from NewYork」☆★

「USオープン開幕」

テニスの世界四大大会の一つ、US オープンテニスが8月29日、月曜日か
らクイーンズのフラッシングメドウズ・コロナパークで開催中です。

メーン会場のアーサー・アッシュ・スタジアムに開閉式の屋根が完成し
ましたし、8125席のグランドスタンド・スタジアムもオープンしていま
す。

友人のひろ子さんの姉弟は錦織圭選手の試合を含めUSオープン観戦の為
日本からニューヨークへお越しになっています。

                         Keiko

★ちょっと一言!

※皆さん、お元気ですか?

東北地方や北海道に甚大な被害をもたらした台風10号、被害にあわれた
皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。

雨の少ない北海道に想定外の大雨をもたらした今回の台風ですが、まだ
まだ予断を許さない状況が続いています。

命の大切さを改めて思い知らされました。

※前回のメルマガで文字の変換間違いがありました。「時期」を「次期
」にお詫びして訂正させていただきます。文責は全て私(宮口)にあり
ます。源太にも怒られました^^;

源太は我が家の愛犬です。

★皆さんのメールが何よりの励ましです。
出来る限り、お返事は差し上げますのでお気軽にメールして下さい。
当メルマガで掲載させていただくこともありますが、匿名希望と書いて
いただければ実名を出すことはありません。

まずは自分自身を信じ、愛することから始めよう!

■今号はいかがでしたか?
面白かった、役に立ったと思った方は是非ワンクリックをお願いします!
⇒ http://clap.mag2.com/sloulaiphu

=================================

☆お勧めの「無料レポート」大公開☆

◆先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」part1◆
※今まで、メルマガでご紹介したvol.創刊号1~vol.50までの「名言」
を素敵な「名言集」に仕上げてレポートにしました。
⇒ http://maxim.no1wizard.com/page-34

=================================

編集後記+++++++++++++++++++++++++++++

世の中には人間の一生をも左右してしまうような、心の底から魂を揺さぶら
れるような素晴らしい金言や格言が数多くあります。
あなたも辛い時や悲しい時、何気ない一言で勇気づけられた経験はないだろ
うか?

仕事をしながらメルマガを発行しようと決意したのは、そういう名言の数々
を一人でも多くの方々に紹介したいと思ったからです。
今までの仕事だけの人生に物足りなさを感じていたということもあります。

「生きることとは自分自身を表現することである!」と言ったのは誰だった
ろう?自分自身を表現することにより、ほんの少しでも周りの人たちを幸せ
にするお手伝いが出来れば望外の幸せです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

ここまでお読み頂きありがとうございます。
皆さまからのご意見・ご感想をお待ちしています。

豊かで、より良き人生を共に歩んで行くことが出来ますように!

=================================
※メルマガ解除はご自身でお願い致します※
★まぐまぐ ≫ http://www.mag2.com/m/0000147942.html
★melma ≫ http://www.melma.com/mag/95/m00131695/
★ミニまぐ ≫ http://mini.mag2.com/pc/m/M0038759.html
———————————————————
-先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」-

■発行者 ≫ 宮口栄治
■連絡先 ≫ lupin2936★yahoo.co.jp (★→@)
■H.P ≫ 先人の知恵に学ぼう!驚くほど役に立つ「名言集」
■H.P ≫ 北海道の魅力
■H.P ≫ 旭川時事英語研究会
●ウェブログ ≫ Miyaguchi Diary
———————————————————

Sponsored Links

-知里幸恵
-, , , ,

執筆者:

「名言集」記事一覧

Sponsored Links